歯科とデトックス

 アンチエイジング医療において、血液中の重金属等有害な物質を取り除く治療法をデトックスといいます。トックスは「トキシン(毒)」、デは「無い」の意味で、デトックスは要するに「解毒」という意味です。アンチエイジングにとって有害な物質を摂取しないだけでなく、点滴療法によって、洗い流してしまう方法もとられています。
 歯科治療においては従来、虫歯の治療の詰め物としてアマルガムという水銀と亜鉛の合金が使われてきました。この20年ぐらいは使われていませんが、それ以前は保険治療でかなり高頻度で使われました。詰め物としては、黒く変色した物質として見られます。このアマルガムの中の水銀が唾液に溶解し、血液中に溶け込んで、体中の活性酸素を増加させて、細胞のエイジングを促進するおそれがあるといわれています。
 従って、お口の中を見て、黒い詰め物が見えたら、歯科医院でアマルガムを除去して(虫歯になっていなければ、簡単な治療で済みます)、できれば白いプラスチックかポーセレンに詰め直してもらうのが良いでしょう。そうすれば、体の中に入る可能性のある重金属を取り去るだけでなく、白い歯になって審美的にも若返ることができます。
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投稿日:2008年6月18日  カテゴリー:未分類

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